南国食堂 地球屋

アジア料理と沖縄料理

  アジア料理と沖縄料理
〒859-6408
長崎県佐世保市世知原町栗迎349
TEL 090-97815519
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2018.12.16 Sunday

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2018.03.01 Thursday

春の嵐

春の嵐が訪れた 風が木々を揺さぶり、古い枝葉を払い落とす 強い雨が地面を打ち、雷鳴が眠っていた山を冬から呼び起こす 犬は怯え、人は集う 遅い朝の目覚め ウグイスの初鳴きが、春の始まりを告げる 風にも雨にも負けず、梅の花がポンと開く 川が流れ、冬の堆積物を押し流す 人智を超えた大きな力で、この星は廻る 春の嵐が、自然と生き物を動かし始める https://youtu.be/jR9qf_UXNp8
2015.02.18 Wednesday

美味しいコーヒーが飲めるまで

早朝、バタバタと嫁さんを駅まで送り、休み休み帰宅。

まず一番にやる事は、トイレをぐっと我慢していた たみたむの散歩。
ついでに敷地やご近所を観察したり、薪になる木の枝や竹を拾う。

家に戻り、荒神様、家神様、外神様、水神様の順番に
お水を替え、手を合わせる。

ようやくロケットストーブに点火。
まだ火付けが下手で、一回でうまく燃えなかったりもする。

燃焼が始まると、お湯が沸くのは早い。



コーヒーセットを取りに台所まで行くと、
昨日のまんまなので、洗い物をして、洗濯物がある時は
お風呂の残り湯汲み入れて洗濯機を回し、
お風呂の湯を入れ(今あるのが夜間電力の給湯器で、溜まるまで一時間近くかかり追い焚きもできないので早くどうにかしたい)、
ゴミを出して、天気の良い時はいくつあるのかまだわからない縁側のガラス戸と部屋の障子を開けて換気し、土間をはわき、洗濯物を干して、などなど。

あっという間に2時間くらい過ぎる。

ようやくひと段落ついたところで、コーヒーを淹れ
ほぅと大きく息を吐く。



すでにお昼を回り、これじゃあいつまで経ってもランチ営業は間に合わないし、
家や納屋の片付けもいつまで経っても手がつかないないなぁ。

早る気持ちもあるが、優先順位を決めて焦らずに、
まずはここ世知原での生活リズムを安定させてから少しずつ
より良くしていきたい。

やっと、お風呂にお湯が溜まった。
冷めないうちに入らなければ。

あ、晴れて来た!まずは換気だ!

こんな感じのこの頃。

2015.02.16 Monday

築200年以上の 古民家生活 始まりました




長崎県北部 世知原 築200年以上の古民家 城屋敷の
火の神様 荒神(こうじん)様

怒ると大層怖いので、お顔は隠されているが
キッチンの真横から、常に睨みをきかされているかと思うと、
そんじょそこらの親方や現場監督以上に怖いし、
常にぴりりと身が引き締まる想いだ!

これまで、特に何の信仰心も無かったが、
ここで暮らすようになってから
自分でも変わったなと思う。

目には見えない大きな力、
それを具象化したのが神棚だったり、
仏像や仏壇だったりするわけだけど、
そこには、単に木や石だけではない
色んな気持ちが宿っている。

総てに命が宿っている。



我々人間は、偉くも強くもちっともない。
ただ、そこに今、居させていただかせているだけだ。


この世界は、人間が思うほど小さくはない。

朝な夕な、手を合わせ、
安全を祈り、無事を感謝する。


それくらい、謙虚であらねばと
今、想います。
2014.12.01 Monday

『食』というキーワードからの地方経済の再生案

http://temita.jp/athers/6755

この記事を読んで考えた (極零細)飲食業経営者的 今後の地方経済考

円の為替相場なんて、海外旅行に行く時くらいしか関係無いし、
新聞の株価のページはいつもスルーみたいな僕ですが、
物価や燃料費の上昇は、飲食業としても深刻な問題です。

加えて、消費税の増税と、
それに伴う佐世保の飲食業界のアルバイト賃金相場の上昇への対応
(700円くらいから、750円後半に推移)
など、危機的状況であります。

値上げにも限界はあるし、
消費者の収入が減って支出が増えれば
外食やアパレル業などへのいわゆる娯楽費出費は
真っ先に切り詰められてゆくのは当然の事。

経費削減や減価率を下げるという判断ももちろん必要ではあるけれど、
結局、収入を増やす以外
生き延びていく道はありません。

円安の恩恵を受けている外国人観光客や、
この街に暮らすアメリカ軍関係者に来店してもらうという選択肢も
有るにはあるかもしれませんが、それはある意味特需みたいなもの。

やはり、この街この国に暮らす人達が、
ご来店してもらわない事には成り立ちません。

地元でお金を回す経済、つまり地産地消。

アベノミクスの現状のつまづきを克服するには、
やはり内需拡大ではないかと思うし、
その点で、これ以上の増税は無理です。




ここ九州、長崎、佐世保は、
海の幸山の幸に恵まれた所で
安心で、安くて美味しい食材を購入する事ができます。

しかし、生産者の方々の立場から言えば、
燃料費や、飼料、肥料費の上昇や
労働力、後継者不足といった深刻な問題に加えて、
卸値価格の値下がり、TPP導入後の安価な輸入食材の市場支配など
問題は山積みで、
今後どれだけの生産者の方々が存続できるのか
はなはだ不透明です。

飲食業は、
生産者と消費者の橋渡しの中間業者であるという観点の元、
地元の心ある良い食材を召し上がっていただいて、
お金と命の循環ができればいいなぁと考えます。

交通網や輸送機関の発達により、
遠方への大量出荷が可能になりましたが、
その反面、サイズに合わない規格外のものが
大量に廃棄処分されており、そのコストも
大きな負担となっています。

味は市販のものと何ら変わらないのにね。




ここから本題
『食』というキーワードからの地方経済の再生案


一つの堤案として、
佐世保市内の飲食店が生産者と直結して、
食材の良さを市内外にアピールする事。
(仕入れのコストダウンも可能)

または、季節ごとに同じ食材を色々な飲食店が工夫を凝らして
調理することで、技術の向上や食べ比べによる、観光客を含めた新規顧客開拓。

佐世保バーガー だけじゃない 佐世保 (笑)



もう一つは、
スーパーなど小売店が
パックや袋入りをやめて、欧米をはじめ諸外国の店舗のように
地元食材の量り売りコーナーを充実させる事で、
双方のコスト低減、ゴミの低減、地元消費者のニーズ拡大などを
目指すという事。


そもそもの、本来の形に戻す事で、
またはそれを行政が支援するという事で、
景気上昇とまではいかなくても、
無理のない形で暮らしていける可能性は
まだまだ残されているように思います。



もう一つは、こちらの方言でいう『おもやい』

お裾分けとか、みんなで分け合うという意味ですが、
これは多くの都市部では失っているだろう
『心の循環経済』であり、ある意味お金より大切なものだと思います。

そもそも100年ほど前に、海軍鎮守府が創られて
あっちこっちから人が寄せ集まって形成された佐世保市。

疎外せず、深入りせずといった佐世保気質は
在佐世保 四国讃岐人の僕にとっては
案外暮らしやすく 『おもやい』という言葉は好きです。

楽観はできないけれど、悲観、諦観はしたくないし、
今の現状をこれからどうやって持続、改善していくかという
前向きな気持ちが『未来』を創ってゆけるのではないでしょうか?

諦めたら、可能性はゼロ。

みんな元気でニコニコ。
そんな『未来』をみんなで創っていきたいと思っています。

↑超楽観主義(笑)


ま、一人じゃ空想に過ぎないので、賛同してくれたり、批評してくれる仲間大募集です!
2014.05.21 Wednesday

美味しんぼ 第604話 福島の真実23 無断転載しました が 画像は削除しました。追記あり

被曝による鼻血表現で物議をかもしている 漫画 美味しんぼ。

木を見て森を見ず という諺があるが、
この間、日本という国は、メディア(インターネットも含む)によって

葉を見て枝も見ず 的な、狭視野でヒステリックな物事の見方や判断を押し付けられているのではないのだろうか?

そんなわけで、ビッグコミックスピリッツを買って読んでみた。


本当はだめだけれども、
おそらくほとんどの人は読んでないし、
多分売り切れてしまっただろうから、
敢えて
今週の全ページコピーしてアップします。
(5月21日 画像削除しました)

これを読んでから、作者の雁屋哲氏や、双葉町前町長 井戸川克隆氏、
福島大学行政政策学類 准教授 荒木田岳氏のメッセージの本質を
考えて欲しいし、考えるきっかけになればいいなと思います。

僕が言えるのは、ひとつ。

我々は、原発事故の実態を、正しく知らされていない。




5月21日 追記

福島県で小児甲状腺がんが増加との発表がありました。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2593.html

果たして、この結果は原発事故による放射能汚染によるものでしょうか?
関係ないのでしょうか?



これ以上の悲劇を生まない為にも、

日本国は

風評被害も含めて、
原発事故における放射能汚染とその影響の正確なデータを提示すると共に、
国内はもとより、海外にも協力を募って、
福島県をはじめ、多くの被災地や被曝地で苦しむ方々への
救援や保護、支援に力を注ぐべきです。





このブログに対するコメントは、
予想していたよりもやや多く、
おおむね「読めて良かった」というコメントだったのは
逆にちょっと意外でした。

著作権云々に関しては、僕自身が責任を取る覚悟であるものの、
不勉強な点も多々あり、皆さまからのご意見は
ありがたく今後に活かせていただきます。


当初、このブログごと削除するつもりでしたが、
貴重なご意見を削除したくはなかったので、
画像の削除と追記を加えさせていただきます。




インターネットは、
あくまで情報の断片であり、
あくまで一方通行で、一方的なものであると考えます。


その情報が本当に正しいのか、間違っているのか?
誰の発言なのか?



匿名性の裏にひそむ無責任さが、
この日本という国の、
インターネット社会のレベルでもあると思います。

スマホやPCからちょっと離れて、
実際に人と会って会話をすること。意見を交し合うこと。

一日にテレビを観ている時間をチョットでも削って、
新聞を読むこと。本を読むこと。


ツールはツールとして、有効に活用しつつも、
21世紀に生きる人類として、
より良いものを、次世代に引き継いでいく責任と義務があります。

今、嫌だと思うものは、
これから、解決して、後には残さない。


もっと賢くなろう。
もっと成熟しよう。

その為に、
もっと会話をしよう。
色々な人たちの声に、耳を傾けよう。
先人の智慧から学ぼう。



大変な今だからこそ、
みんなが元気で笑顔で暮らせる
日本、アジア、地球である事を
心から願います。

それを創るのは、それを創れるのは、今生きている みなさん であり、僕もまたその一人 です。






地球人・原始力3年 5月21日

南国食堂地球屋 二代目店長 沖津健太郎


















































2011.09.03 Saturday

震災被災者 放射能汚染地域支援 募金の経過報告

ご報告が遅くなり大変申し訳ありません。
地球屋でお預かりしている募金の経過報告です。


5月に友達の奥ちゃんが石巻へボランティアへ行ったので、
直接石巻市へ33000円お渡しいたしました。 

そして、9月1日に仙台在住で被災者支援活動を続ける友達の東くんが
奥さんと子ども達5名が疎開している実家の鹿児島に寄った帰りに
地球屋でトークライブを行いました。

急な決定だった為、当日の告知となりましたが、
予想以上にたくさんの方々がきてくださり、とても嬉しいです!

トークライブは二階でやっており、吹き抜けをふさいだ為仕事中の僕は
内容は聴けませんでした。
それでも、時折二回に上がると、東くんの話の後も
みんながそれぞれで集まり真剣に話し、考えていた様子がとても印象的でした。

みんな本当に真剣です。
それに引き換え、この間はといえば僕は自分の事ばかりでとても恥ずかしく思いました。

トークライブの感想は、なみっこさんのブログが非常に伝わったので勝手に貼り付けておきます。
http://uranamicco.jugem.jp/?eid=343

これまでの募金とこの日の募金を合わせて、
9月3日現在40824円。
こちらは全て東くんたちが現在準備中の放射能測定室の設置に伴う募金とさせていただきます。
今後もある程度の額になったらこちらに募金しようと考えています。

義援金詐欺など、許せない行為もあちらこちらで起こっているそうですが、
地球屋の看板に賭けて、東くんを100%信用しています。
彼が暮らす仙台の石森山でのプロジェクトの実現に向けてのご理解とご協力を
今後ともよろしくお願いいたします。

以下にその趣意書を貼り付けておきますので、是非ご一読くださいませ。


===============================================

小さき花 市民の放射能測定室(仙台)義援金のお願い

一番小さき人 こまっている人 必要としている人のための放射能測定室です。
条件を考慮して測定する順番、料金(0円~5000円)を決め、迅速に測定します。

もう震災から5カ月もたっているのに、原発は収束せず放射能は安定供給されているあり様です。
私の住んでいる仙台の家畑は、原発から85kmの地点にあり、家から2kmのところで育った小松菜から4月2日、
3737ベクレルのセシウムが検出されました。(フランスACRO測定)
宮城県は当初、放射線を測定せずに安全宣言を出しました。
その後、5月18日、農場の土壌より57230ベクレル/平方メートル、
7月9日、生茶579ベクレル、きのこ345ベクレルのセシウムが検出されました。

県内の有機農業、自然農法を行っている人たち、そして私も、
自分の土地でできる作物が安全なのかがわからず、自信を持って野菜を育て、
提供することができないことから、やむを得ず今年の野菜の出荷、配達を、中止する決断をしました。
原発事故後の私達、子供達は、一体何を食べ、何を飲み、そしてどの場所なら安全なのかを、
ずっと知りたいと思い続けてきました。しかし、国も自治体も、私たちに何も答えてはくれません。
そこで、気仙沼の復興支援を行いながら放射能への不安を強く感じている友人のオータム達と一緒に、
自分達で測定を始めることを決断しました。
現在、みんなで放射線測定室を作るべく、集めた資金が110万円になり、
それを頭金に放射能測定機269万円を発注、購入しました。
ドイツ製 berthold technologies社ガンマスペクトルメーターLB2045
(核種がわかり、1ベクレル/kgから測定できる)は、10月に納品されます。

本当にぶしつけで申し訳ありませんが、宮城県の有機自然農法家、漁師、こどもを持つお母さん方など、
未来を見据えた生活を送っている方々は、本当の現状がわからず、
日々に大きな不安を抱え見えないストレスと戦っています。とても困り、悩み、疲れています。  
NOを知る為でなく、不安を抱える方々が、安全を見つけ安心して日々を送ることができるように、
安心して子育てをしていけるように、それが、放射能測定室で提供したいことです。
みなさんの知恵とちから、援助をお願い致します。

  追記
なるべくスタッフは震災で仕事をなくした人にお願いし、もし義援金が余る場合は、
もうひとつ測定室を作るか、他の測定室と連携をとりより多くの不安を抱える方々を支援していきたいと思います。
*NPO法人ハートアンドホープは私の話を聞いてもらい、
測定室を作るのに義援金の受け入れ先として協力していただきました。

<義援金受付口座>
小さき花 市民の放射能測定室(仙台)
ゆうちょ銀行 総合口座 18110-25981911
八一八店(店コード818)
口座番号 2598191
代表者  石森秀彦

特定非営利活動法人 ハートアンドホープ
七十七銀行 大河原支店(店コード 802)
普通 5450594
理事 高橋信生
2011.09.01 Thursday

緊急告知 東くんの被災地支援と放射能汚染エリアに生きる人たちの現状 トークライブ

110319_1528~01.jpg 









3月に、佐世保から募金と救援物資を満載で仙台に戻った大工の東くんが、
今晩地球屋にやってくることになりました。

急な告知で申し訳有りませんが、今晩8時過ぎくらいから
仙台在住の大工さん東くんによる、メディアでは取り上げられていない震災被災地、
そして原発事故被災地の本当の現状をテーマにトークライブを行う事になりました。

参加費のかわりに募金箱にカンパをいただければ、
そのまま東くんに託して被災地で役立ててもらいます。

疑問に思うこと、知りたい事何でもはっきりと彼の言葉で答えてくれると思います。
どこぞのお偉いさんたちみたいに、漠然とした抽象的な言葉で言い逃れなどしませんよ、
原始人力の男、東くんは!

重い内容もあると思いますが、九州に住む僕たちの知らない被災地の現実を知る
またとない機会です。

お忙しいとは思いますが、是非ともご参加ください。
話出すと、止まらない熱い男なので、終了時間は未定です(笑)
ご予定のある方は、途中退席されても大丈夫です。

でも、おもしろいですよ!東くんは!お待ちしてます。

2011.07.13 Wednesday

ふざけんじゃねーぞ!(怒)九電の玄海原発再稼動に関しての公開討論番組に対しての『やらせメール』事件からあれこれ考えた

九電の玄海原発再稼動に関しての公開討論番組に対しての『やらせメール』事件について、
こんな記事↓
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20101001-862625/news/20110712-OYS1T00739.htm

何なんだ!?この舐め腐った高飛車なもののイイクサは!

「やらせメールが小さな問題とは言わないが、電力会社としては夏場の安定した電力供給の方が比べものにならないくらい大問題」

安定した電力供給、その裏側にまとわりつくいやらしい金の方が、
命よりも大問題なのか???

自分達は安全とでも思っているのか、この人たちは?

コンプライアンスって何だ?

compliance ━【名詞】
1. (要求・命令などに)応じること, 応諾, 追従 ( with )
2. 人の願いなどをすぐ受けいれること, 迎合性; 人のよさ, 親切.
という事らしい。

ならば、社長以下重役の皆さんは、家族と共に福島原発そばに4ヶ月移住、
ならびに事故現場復旧作業で汗を流して欲しい。

東電のみなさんも、当然。


なんてさ、所詮ネットでぼやいたところでどうなるわけでもないし、
実際に彼らの言葉を聴いたわけではないから、ここで声を荒げるのは
あまり意味が無い。第一、地球屋の看板に泥を塗るようなもの。


それでも、これだけの原発大事故が起こり、その終息、ならびに事故処理すらできていないというのに、それでもなお原発事業を再稼動させようとするこの国や電力会社の考えややり方に対しては、
命を賭けてでも
『待て、こらー!!!!!』
と、叫ばずにはいられない。(どこかに逃げれるならとっとと逃げるけど、逃げれんもんね〜)


金持ちも、貧乏人も、大人も、子どももみんな平等に死にます。
ひとたび原発の大事故が起きれば。

そして、生き残った人たちも、間違いなく、弱いもの達から苦しめられます。
子ども、老人、病人、障害者、第一次産業の農業、漁業を生業とする人たち・・・。

巨大地震と大津波で、あまりにも多くの命を奪われた被災地の皆様に
追い討ちをかけるような東京電力福島原発の爆発事故。

報道などで皆さんもご存知の事とは思いますが、
自殺者の数が増え続けています。彼ら彼女らには
なんら罪は無いのに・・・。

残念ながら、これから更に自殺者の数は増え続けるでしょう。
家族や仲間が自殺してしまった人たちの悲しみは、
決して消える事はないでしょう。

そして、悔やみ、自分を責め続ける事でしょう。
そして、怨み続けることでしょう。



沖縄の言葉に、『命(ヌチ)どぅ宝』ということばがあります。
文字通り、『命こそ一番の宝もの』という意味です。

お金で命は買えません。
そんな当たり前の事も分からなくなってしまったのなら、
本当にこの日本という国はオシマイです。

サヨウナラ。

そんな国にしてしまったのなら、
その責任は、全ての大人の責任です。

子ども達や、未来の生命にはなんら責任はありません。





今、僕たちは、大きな大きな時代の変換期のど真ん中に生きています。
今の僕たちの意思表示、そして生き方が、これからの明日を、未来を創ります。

僕たちは、先人から受け継ぎ引き継いだ『何か』を、未来の人達にちゃんと届ける
中継走者です。決して、最終走者ではありません!

次の、次の、そのまた次の、限りなく続く生命の走者の為にも
泥で汚れたバトンをきれいにして、
安全で安心できる素敵なバトンを手渡しましょう!

埃まみれのアスファルト舗装された道路より、
きれいな空気と大地の草原の方が走りやすい事だってあります。
走るコースを次の走者に指し示してあげることも、今走る僕たちの大きな役割。





『三人寄れば文殊の知恵』という言葉もあります。
(もうひとつのもんじゅは、とんでもない知恵ですが!)

みんなで、反対も賛成も含めてとことん話す事によって
新しい何かが生まれるかもしれません。

安直にテレビをぼんやり眺めているだけではなくて、
いろんな人と話してみましょう。

まずは家族と。友達と。
行き場所が無い人は、どうぞ地球屋とほぼフェスへ! (ここで宣伝かい!)

何はともあれ、もっともっと原発に関して勉強したいと思っています。
ご指導ご鞭撻、よろしくお願いいたします。


↓佐賀県・玄海原発に最初に導入され、福島原発にもあるプルサーマル燃料についての
非常に分かりやすい説明会。長いのですが、ゆっくりごらんください。
(僕も、まだ全部見てないのであとでちゃんと観ます。)

2011.07.06 Wednesday

佐賀県・古川知事に『卒・原発』の応援メッセージを送ろう!

 最近の報道でご存知だとは思いますが、ここ佐世保からわずか30〜40キロの直線距離に立地する九州電力・玄海原発発電所の再稼動の是非は、佐賀県民の長・古川知事の判断に委ねられています。

古川氏は、県のトップとして、また一人の人間としして、この判断に対して
真剣に考え、悩んでいる事と思います。

我々一般市民の力は小さいものですが、それでも『卒・原発』に向けて
古川氏へ応援のメッセージや、エールを送る事は決して無意味なものではないと
僕は信じています。


「北風と太陽」の寓話のように、冷たい批難の言葉ではなく、
暖かい励ましの言葉で、古川氏の心を大きく変える後押しをしてみませんか?

こちらから、古川知事宛にメールが送れます。
http://www.saga-chiji.jp/teian/


以下、僕が古川知事に送ったメールです。
==========================================

はじめまして。

被曝県・長崎から、この間の玄海原発再稼動の是非についての問題を大きな不安と、さらに大きな希望を持って注目しています。

私は四国・香川県出身ですが、長崎に移り住んで19年。この間、直接的、間接的に原爆被爆者の方々のお話を聞きました。

そして、友人の何名かは、被曝3世もいます。

被曝が原因かどうか定かではないにせよ、何らかの形で健康被害を被っている人たちが、未だにたくさんいます。

66年経った今なお!

今年の流行語、「ただちに健康に害はない」という言葉は、確かに嘘ではないかもしれません。

しかし、数年後、数十年後、何らかの害が出るおそれもあります。そんな不安を抱えた佐賀県民、近隣の長崎・福岡県民、そして日本に住む人々、近隣のアジア諸国、そしてこの地球に対して今の日本という国家は本当に安全を保障してくれるのでしょうか?

今回の東京原発福島発電所での重大な事故、そしてその後の地域住民の方々への対応を見る限り、とてもそうは思えません。残念ながら。

どんなにごく微量の放射能でも、漏れては絶対いけないのが原発の大前提です。
それが、今やチェルノブイリの事故を凌ぐ大事故となっています。

それなのに、福島原発の事故処理すら終わっていないどころか、収束の見通しも立っていない現状なのに、玄海原発の再稼動を容認するという動きは全く持って理解できません。

例えるならば、食中毒事故を起こした飲食店が原因解明、被害者への保障、経営体制の改善などができていないまま、営業を再開するようなものです。

そんな店はだれも信用しませんし、行こうとは思わないでしょう。

多くの国民は、「原発は安心・安全」というメディア・マインドコントロールを今まで信じ、容認してきました。

しかし、今はだれもそのような詭弁は信じていません。

核廃棄物の処理問題にしても、多くの国民がその実態を知りました。

また、廃炉にするとなっても、数十年に渡る期間と費用がかかることも知りました。


このまま原子力というあまりに巨大でいったん暴走したら制御不能な凶暴なエネルギーと共に暮らしていくのは、とても不安です!


確かに、今や電気無しの生活は在りえませんし、無いと困ります。

だからといって、不安を抱えたまま、そして、次の次の世代にまで負債を負わす危険性を考えるならば、たとえ不便になろうが、安心して暮らせる方向『卒・原発』を選びたいと私は、そして多くの仲間達は考えています。

そうではない、他の人たちも『節電』と言う言葉を、ブームとしていかに快適に、オシャレに使いこなそうかと知恵を絞り実践しています。

みんな、変わりつつあります。

こんな時期だからこそ、佐賀県民の代表である古川知事が新しいエネルギーシステムのパイオニアとして、旧態依然のこの国を変えて行って欲しいと切に願っています。

中央集権の時代から、新しい地方分権の時代を九州・佐賀県から!

今の、『限られた』大人たちの笑顔の為ではなく、将来の『無限』の子ども達の笑顔の為に、是非とも玄海原発稼動終止のご英断を切に願います。




2011.04.30 Saturday

今日の畑作業

 時間があまり無かったのだけど、身体がもう日課になっているみたいで。

今日は 観察と水やりのみ。

水場に座り、ちょろちょろと小さく流れる湧き水を、 ただただ無心で感じる。

レモンの木の下に たみが寝そべる。

鳥が 色々とおしゃべりしている。

木漏れ陽 夕焼け。

ただそれだけ。

かけがえの無い なんて事は無い とある一日。


今日は 写真無し。
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