南国食堂 地球屋

アジア料理と沖縄料理

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2018.12.16 Sunday

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2014.12.01 Monday

『食』というキーワードからの地方経済の再生案

http://temita.jp/athers/6755

この記事を読んで考えた (極零細)飲食業経営者的 今後の地方経済考

円の為替相場なんて、海外旅行に行く時くらいしか関係無いし、
新聞の株価のページはいつもスルーみたいな僕ですが、
物価や燃料費の上昇は、飲食業としても深刻な問題です。

加えて、消費税の増税と、
それに伴う佐世保の飲食業界のアルバイト賃金相場の上昇への対応
(700円くらいから、750円後半に推移)
など、危機的状況であります。

値上げにも限界はあるし、
消費者の収入が減って支出が増えれば
外食やアパレル業などへのいわゆる娯楽費出費は
真っ先に切り詰められてゆくのは当然の事。

経費削減や減価率を下げるという判断ももちろん必要ではあるけれど、
結局、収入を増やす以外
生き延びていく道はありません。

円安の恩恵を受けている外国人観光客や、
この街に暮らすアメリカ軍関係者に来店してもらうという選択肢も
有るにはあるかもしれませんが、それはある意味特需みたいなもの。

やはり、この街この国に暮らす人達が、
ご来店してもらわない事には成り立ちません。

地元でお金を回す経済、つまり地産地消。

アベノミクスの現状のつまづきを克服するには、
やはり内需拡大ではないかと思うし、
その点で、これ以上の増税は無理です。




ここ九州、長崎、佐世保は、
海の幸山の幸に恵まれた所で
安心で、安くて美味しい食材を購入する事ができます。

しかし、生産者の方々の立場から言えば、
燃料費や、飼料、肥料費の上昇や
労働力、後継者不足といった深刻な問題に加えて、
卸値価格の値下がり、TPP導入後の安価な輸入食材の市場支配など
問題は山積みで、
今後どれだけの生産者の方々が存続できるのか
はなはだ不透明です。

飲食業は、
生産者と消費者の橋渡しの中間業者であるという観点の元、
地元の心ある良い食材を召し上がっていただいて、
お金と命の循環ができればいいなぁと考えます。

交通網や輸送機関の発達により、
遠方への大量出荷が可能になりましたが、
その反面、サイズに合わない規格外のものが
大量に廃棄処分されており、そのコストも
大きな負担となっています。

味は市販のものと何ら変わらないのにね。




ここから本題
『食』というキーワードからの地方経済の再生案


一つの堤案として、
佐世保市内の飲食店が生産者と直結して、
食材の良さを市内外にアピールする事。
(仕入れのコストダウンも可能)

または、季節ごとに同じ食材を色々な飲食店が工夫を凝らして
調理することで、技術の向上や食べ比べによる、観光客を含めた新規顧客開拓。

佐世保バーガー だけじゃない 佐世保 (笑)



もう一つは、
スーパーなど小売店が
パックや袋入りをやめて、欧米をはじめ諸外国の店舗のように
地元食材の量り売りコーナーを充実させる事で、
双方のコスト低減、ゴミの低減、地元消費者のニーズ拡大などを
目指すという事。


そもそもの、本来の形に戻す事で、
またはそれを行政が支援するという事で、
景気上昇とまではいかなくても、
無理のない形で暮らしていける可能性は
まだまだ残されているように思います。



もう一つは、こちらの方言でいう『おもやい』

お裾分けとか、みんなで分け合うという意味ですが、
これは多くの都市部では失っているだろう
『心の循環経済』であり、ある意味お金より大切なものだと思います。

そもそも100年ほど前に、海軍鎮守府が創られて
あっちこっちから人が寄せ集まって形成された佐世保市。

疎外せず、深入りせずといった佐世保気質は
在佐世保 四国讃岐人の僕にとっては
案外暮らしやすく 『おもやい』という言葉は好きです。

楽観はできないけれど、悲観、諦観はしたくないし、
今の現状をこれからどうやって持続、改善していくかという
前向きな気持ちが『未来』を創ってゆけるのではないでしょうか?

諦めたら、可能性はゼロ。

みんな元気でニコニコ。
そんな『未来』をみんなで創っていきたいと思っています。

↑超楽観主義(笑)


ま、一人じゃ空想に過ぎないので、賛同してくれたり、批評してくれる仲間大募集です!
2018.12.16 Sunday

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