南国食堂 地球屋

アジア料理と沖縄料理

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2018.12.16 Sunday

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2008.08.20 Wednesday

林さんちの豚さんの見学に行きました

先日の月曜日、田島さんちの寛太君と坂本さんちのかい君と一緒に、江迎の林さんちへ豚さんの見学に行って来ました。 

前回、春に見学に行った時はまだ豚肉を仕入れる前だったので、今回はこの豚肉の旨さを反芻しながら見学させてもらいました。 

寝坊して出発が遅くなったり、道に迷ったりして到着したのは夕方5時前。餌の時間の忙しい時にも関わらず、 
笑顔で僕らを案内してくださいました。 

春に生まれた放牧前のイノブタの赤ちゃんもすっかり大きくなって、人懐っこく、かわいかったなぁ。 

体長はちょっと大型の犬くらい。 
同時期に生まれた普通の豚に比べると、一回り小さくて、その成長の違いもよく判りました。 


下の斜面の放牧場に行くと、別の子豚たちが20数匹電気柵から脱走して餌を待ち構えていました。 

あんまりお腹がすくと、道路を渡り母屋までずらずらと餌をおねだりしにくるのだそうな! 

子豚たちは子猫並みにすばしっこくて、デジカメでは撮影できなかった。 

林さんの気配を感じると、他の豚たちも餌の時間だと思ってどこどこ駆け寄ってきます。 

「ご飯はまだよー!」と林さん。 
本当に我が子同様です。 

同行した、人間の子ども達も台興奮! 
ぎゃーぎゃー大騒ぎしながら豚さんをなでたり 
好物の葉っぱを投げ込んだりと楽しそうです。 


餌の時間です。 
餌は、病院や施設から集めた残滓をかまどで煮た後、 
2日間かけて乳酸菌醗酵させた、甘酸っぱい香りのお粥のようなものを与えます。 

猛烈な勢いで駆け寄り、喰らい付く豚さん達。 
次の餌箱が来ると、またそっちへ駆け寄ります。 

すんごい食欲! 

林さんちは、餌は夕方一回。 
当然ブロイラーの豚より肥育時間はかかりますが、 
こんだけ動きまわっているからこそ、あの肉質のしまりと旨みがあるのだなぁと思いました。 

いうなれば、滋味あふれる無添加の食事を心がける陸上選手と、コンビニ弁当や冷凍食品ばっかり食べてゴロゴロしている肥満人との違いくらい。 

林さん達のお仕事は、早朝から夜暗くなるまで。 
一年中休みなし。 

一回に準備する餌の量は400キロほどあるそうで、 
それを抱えて斜面を登る姿をみているだけでも 
相当な重労働である事はよく判りました。 

子ども達も、きっといろんな事を感じてくれたと思います。 



ゲージの中ではなく、自然の中で放牧している為、 
強い豚が一番たくさん餌を食べるそうで、喰いっぱぐれた豚は一回り小さいです。 

出荷の時は餌でおびき寄せるそうですが、 
身体の大きな豚が真っ先にトラックに乗り込んで来るそうで、「楽ちんよ~。」と笑う林さん。 

ほんと、ここまで手塩にかけた豚さんをいただけるというのは、有り難い事です。心して調理し、いただかねば罰が当たります!

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