南国食堂 地球屋

アジア料理と沖縄料理

  アジア料理と沖縄料理
〒859-6408
長崎県佐世保市世知原町栗迎349
TEL 090-97815519
Mail info@chikyuya.net
Home http://www.chikyuya.net
ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  CATEGORY  LINK  PROFILE  OTHERS
2018.12.16 Sunday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2013.09.30 Monday

さらば!ばってんラーメン

今日で閉店となる ばってんラーメンへ。

何にしようか入るまで考えていたが、
いつものようにラーメン定食大盛りニンニク入り。

今日は、おでんも二本。
たまごと厚揚げ。

いつものように、週刊現代を手に取り、
パラパラ流し読みをしながら
しばらく感慨にふけるつもりが、


安達祐実のセミヌードのグラビアに意表を突かれ、
『ほぉー、あのちびっこ子役さんがいつの間に!!!』

などと、煩悩にふけっているうちに
ラーメンが来た。

いつもと変わらぬ、化学調味料がちょっとキツイスープ。

でも、豚骨のまろやかさだったり、いつもより微妙に柔目の
麺の茹で加減に、今日という日にかける
親父さんの様々な想いが、
この一杯に込められているのかなぁ

などと考えながら、味わっていただく。

そうこうしているうちにも、
長年の常連さんの男性客が入れ替わり立ち替わり。

お向かいのたくあんさんも来た。

食べ終えるのが、惜しいなぁ
なんて、久しぶりに感じた。

カウンターの巨漢の常連さんが、
ここぞとばかりに物凄いオーダーを平らげ、
大盛り用の丼を記念にもらっていた。

いいなぁと思ったが、
さすがに『僕もください。』なんて言えなかったが、
やっぱり言ってみればよかったなぁ。

食べ終えて、煙草をくゆらす。



早かれ遅かれ、いずれ僕も地球屋の看板を降ろす決断を
しなくてはいけない日が来るし、
この肉体とも、いずれはおさらばだ。



四苦八苦

生老病死に
愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと


まあ、この世は思うようにならないことばかりだが、
それはもう、どうあがこうが、所詮、御釈迦様の掌の中の孫悟空。


ならば、そういうあれこれも、
せめて笑顔でお迎えしたいものである。


すっかり細くなった親父さんと、
相変わらず丸い顔のお母さんにお礼をいい、
店をでる。

二人の新たな門出にエールを!


今日も24時まで営業するそうですが、
仕入れ量もギリギリにしているので、
品切れになる事もあります、との事。


よかったら、今日、ばってんラーメンに足をお運びください。



おごちそうさまでした!




y
2013.09.26 Thursday

放牧豚 到着!



本日、江迎 林さんちの放牧豚
味菜自然豚 どどーんと到着!

先着5名様限り、
一番美味しいスペアリブのあぶり焼き 980円。

地球屋しか食べれない、
新鮮で美味しい本物の豚肉料理。

スタッフ限定の裏メニューもあったりします。

ぜひともお越しくださいね!
2013.09.25 Wednesday

O CA RA おから

おそらく、人生初のおからを炊いてみた。

おからなんて、欧米化した現代の日本の食卓では
滅多にお目にかからなくなったんじゃないかなぁ。

かくゆう僕も、さほど好きとも言えず、
あれば食べるくらいな感じで、
母親の味を思い出しながら、こんな感じだったよなぁと
じっくりゆっくり炊いてみた。


ん。悪くない。
自己採点78点。


考えようによっては、
ジャパニーズソイビーンズペーストと
言えなくもないなぁ。

ワインに合う、ocara。

そういうメニューを考えるのも
僕ら調理人の仕事かなぁとも思うが、
まずは、温故知新。

日々精進です。


2013.09.19 Thursday

ランチやってます!



今日のランチは、

こないだテレビで横浜のナポリタン特集をたまたまみて、
美味そうだったので、
ちゃんぽん麺で、チャポリタン。

やっぱり、昭和型人間は、
食べた後膨張して
胃がもたれるアルデンテより、
ちょっとやわめな、あの給食のソフト麺的な
食感が無性に恋しくなったりします。

今日はそんな感じ。

僕は、大体食材をみて、ピャピャッ作ってしまうので、
二品目のゴーヤーのサブジはそんな感じです。

毎週水曜日は、鹿島のビッグファミリーファームの
無農薬自然野菜の配達の日なので、
そのお野菜ばっかり作りました。

今日は30度を超える暑さなので、
やっぱりゴーヤーがうまいです。

あとは、ベトナムのお茶で燻した手羽先と、
ヤズ(ハマチの小さいやつ)を韓国胡麻油と、
ニンニク醤油、甘酒であえたマリネ?みたいなもの。

まだちょっと身体がシャキッとしないので、
八丁味噌を加えた大根、ししとう、お豆腐のお味噌汁。


そんな感じの今日ののっけのっけごはん。
850円


お弁当は、お味噌汁付きで600円。


今日は、私用の為、2時半までのランチ営業です。

ご来店、心よりおまちしております。
2013.09.17 Tuesday

昨日今日

そもそも、五線譜も読めないし、
譜面にも起こせないような
デタラメな日々を送る僕であるが、

最近、心身の調弦まで狂い始めて、
不協和音でイマイチだなぁ、
なんて感じていた最中、

久しぶりにゆっくりライブを聴いて、
ぶれてない人たちと会い、
きれいなお月様を眺めながら、
ゆったりぬるめの温泉に浸かり、
久しぶりに電気を消して、
しっかり寝た。



今日は、ずっと部屋の掃除。

まだまだ片付かない。
要らないものが多すぎる。

とりあえず、お皿や湯のみなどを
ハイターでピカピカにして、
玄米ご飯を丼で二杯。

しばし ごろり。


結局のところ、
座って半畳 寝て一畳で事足りる
我が暮らしではあるが、
やはり、床面積が広くなって
ここちよい。


掃除の副産物



高3の生徒手帳や、15年くらい前の写真など。

さあ、仕事だ!
2013.09.17 Tuesday

掃除の副産物

夏くらいから冷蔵庫に入れっぱなしだった自家製甘酒(ノンアルコール)、何気に栓を緩めたら、
猛烈な炭酸ガスがシュワワワー!

そのまま緩めたら、間違いなく爆発するので
ゆっくりゆっくり栓を緩めて飲んでみた。

これはうまい!
まさにライスシャンパン!


口の中でシュワシュワいいながら
米粒が溶けていく。

甘さ控えめで、アルコールも程よい感じ。

これは売れるなぁと思うのだが、
問題は、これ一本呑んだだけで
けっこうお腹が膨れて、
ご飯が入らなくなった事。

久しぶりに玄米炊いたばかりなのになぁ(笑)


酵母って、面白いなぁ。

誰かに貸してそのまま行方不明になった
どぶろく作りの本、帰って来ないかなぁ。



2013.09.16 Monday

今朝の日記

ラジオから東北の民謡特集。


相馬田植え歌

歌詞の内容はよく分からないが、
合いの手に
『そーら返せ そーら返せ』
という言葉にどきりとする。


いくら、田畑の土を切り返したところで、
汚染された土地は、元には還らない。


今、この時、東北の地でこのラジオを聞く人たちは
どんな想いでこの番組を聴いているのだろう。


閖上(ゆりあげ)大漁節

大太鼓の力強い音に、
海の男の力こぶが目に浮かぶ。

雄大な黒潮のうねりと、そこで育まれた豊かな海の幸。


大津波による被害からの復興は、
まだ何も進んでいないと、
東北出身らしいアナウンサーはサラリと言う。

その言葉の内に秘められた思いを、
勝手に想像する。


歌は世に連れ
世は歌に連れ


民の謡(うた)は、
歌い継がれてきた
先人からの教えや、祈り、喜びの謡。

東北地方に民謡が多いのは、
その土地土地に、
代々生きてきた人々が
たくさん居たからだろう。


先祖代々守り続けてきた土地や田畑、お墓から離れ、
見知らぬ土地で流民として生きねばならぬようになった

原発事故被災者の憤り、悲しみ、無念を
我々は決して忘れてはならぬし、

また、他人事、テレビの向こう側の世界などと
決して思わさせられないようにせねばならない。


今日から、またしばらくは全ての原発が停止している。

節電を心がけよう!
2013.09.15 Sunday

ランチやってます



今日の日替わりのっけのっけごはんは、
今日は、ノブファームの空心菜を使ったふーちゃんぷるー、
自家製シソペーストと八丁味噌、甘酒を合わせたソースの蒸し鶏、
ガーリックソテー カツオのマリネ

と言った感じで乗っけてます。


日曜日の昼下がり、ごゆっくりどうぞ。
2013.09.14 Saturday

九月 折り返し






よし!

今日も笑顔で
顔晴れ!
2013.09.14 Saturday

SHI ME SA VA

〆鯖!



長崎、佐世保で暮らしていると、
刺身用の新鮮な鯖が、一本数百円で売られていたりする。

『鯖の生き腐れ』という言葉もあるほど
足の早い魚ではあるが、刺身でもいけるのだから
産地さまさまである。

少し冷え込んできた頃の、脂が切り口から
テラテラと輝く、旬の鯖の刺身の旨さたるや!


ま、まだ脂の乗りはほどほどであるし、
夏の名残を味わいたくもあるので、
〆鯖を仕込む。

料理名人の眞理子さんと、えんさんから
大絶賛いただいたので、調子にのって
レシピを書いておこう。


作り方は至って簡単なので、
たまには切り身ではなく、新鮮な鯖を一本丸ごと買って
お家でチャレンジして欲しい。

どうしても、魚を捌くのは無理!という
ご婦人方は、戸尾市場などお魚屋さんで
三枚におろしてもらってもこの際構わない。

中骨も忘れずもらう事。
スプーンで骨のまわりについた身をこそげば、
いわゆる中落ちで、これに刻みネギと醤油、
ワサビ、柑橘類を加えれば
ちょいとしたお酒のアテにもなる。

骨も軽く塩を降って干したあと、
軽く炙ってクズ野菜などとゆっくり煮込めば、
魚のブイヨンにもなる。

本題に進もう。

おろした鯖の皮を剥ぐ。
身の首のあたりの皮目に包丁を軽く入れて、
皮を尻尾の方へ向けてゆっくりと引っ張ると
薄い皮がぴゅる〜と剥ける。
なかなか快感だ。

隠し包丁を入れておくと味の染み込みが良いが、
自信がなければ省いても良い。

毛抜きで骨を抜き、キッチンペーパーなどで
水気を拭き取ったら、下ごしらえ完了。



バットに置いて、砂糖をドバッと振りかけ
これでもかってくらい満遍なくまぶす。

えっ!砂糖!

そう、砂糖。砂糖がどんどん鯖の水分を吸収して、
いい塩梅にしてくれるのだ。
浸透圧とやらで、鯖の身自体はさほど甘くならないのでご安心を。

個人的に白糖は好きじゃないので、
三温糖など精製してないものをおすすめしたい。

ちなみに、黒糖をまぶしたら幾分身が黒ずんでしまったが、
食べる分には問題ない。

冷蔵庫に入れて、一時間くらい寝かすと、
鯖からの水分で、あらびっくり!ってくらい
砂糖がびしょびしょになっているので、
さっと洗い流して、水分を拭き取る。

水分が抜けた鯖は、一回り締まっている。
両面に軽く塩を降り、しばらく馴染ませてから、
昆布一切れとお酢をヒタヒタになるまで注いで
仕込み完了。スダチなど柑橘類をスライスしていれておくと
なお良い。

お塩も精製塩ではなく、天然塩が良いのは言うまでもない。

漬け込みの段階で、香味野菜、ワインビネガー、オリーブオイルなどでマリネにしてもいいだろう。

お好みでどうぞ。


個人的には、一日漬けてしっかりしまった酸っぱいのが好きなのだが、
漬け込んで3時間くらい経てば、食べ頃になるので、
お好みの塩梅でどうぞ。
一緒に漬け込んだ昆布がまたうまいのだが、
切る時ヌルヌルするので、間違って指を刻まないように!

脂がよく乗っている時は、あまり浸かりすぎない方が旨い。



『一人暮しだし、一人では食べきれない』
なんて人は、半身は漬けずに3、4切れにして
軽く塩を振って、ザルに乗せ、
冷蔵庫に一時間くらい置いておけば
適度に水分が抜けるので、ラップして冷凍しておけば
お弁当のおかずなどあれこれ使えて重宝する。


ま、佐世保では手頃な値段で買える魚だし、
たまには一本漬けて、半身は誰かにプレゼントすれば良かろう。

これを日本語で
『O SU SO WA KE お裾分け』
と、言う。

日本人に伝えたい日本語だ。



?佐藤眞 著 『パリっ子の食卓』の文体を真似してみたが、
クッキングパパみたいになった。w


管理
PR
Powered by
30days Album